【高校野球】鶴岡東の杉浦朔投手が平常心でセンバツ目指す…秋季東北大会・12日開幕
スポーツ報知 / 2024年10月10日 7時0分
来春のセンバツ高校野球(甲子園)出場に向けた重要な参考資料となる秋季東北大会は12日、開幕する(福島・ヨークいわきほか)。山形1位で出場する鶴岡東の杉浦朔投手(2年)が必勝を誓った。
9月28日の県大会準決勝・東北文教大山形城北戦(ヤマリョー)では9回7安打9奪三振、112球で完封勝利。同29日の決勝・日大山形戦(同)では4回から登板し、4安打無失点で優勝投手となった。
粘投の背景には東北勢で唯一、第13回U―18アジア選手権(9月)に出場し、準優勝に貢献した同校の先輩・桜井椿稀(つばき)投手(3年)からの助言があった。「平常心で、周りを見て投げろ」。準決勝では7回まで毎回安打を打たれながらも、無失点で切り抜けるなど、平常心を保ったことが完封につながった。
グラウンドを離れた時にはYouTubeで甲子園のハイライト動画を見て過ごすこともある。印象に残ったのは今夏初優勝を果たした京都国際の西村一毅投手(2年)。「自分と同じ2年生ピッチャー。2年生でもここまでできるんだと感心しました」。次は自分が感心される番になる。まずは東北大会で勢いをつけ、聖地に乗り込む。
(太田 和樹)
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