テイラー・スウィフト、米ハリケーン被災者支援に約７億５０００万円を寄付…１１年の東日本大震災も支援

フィーディング・アメリカの公式インスタグラム（＠ｆｅｅｄｉｎｇａｍｅｒｉｃａ）より

　世界的人気を誇る米歌手のテイラー・スウィフト（３４）が９日（日本時間１０日）、米東海岸を襲ったハリケーン被災者を支援する団体へ５００万ドル（約７億５０００万円）を寄付したことが分かった。寄付を受けた団体が公式ＳＮＳで明らかにした。

　米国の慈善団体「フィーディング・アメリカ」のクレア・バビノー・フォンテノ代表はインスタグラムで「ハリケーン・ヘレンとミルトンの被災者救援活動に５００万ドルという多額の寄付をしてくださったテイラー・スウィフトさんに、私たちは心から感謝しています」と報告。そして「この寄付金は、これらの壊滅的な暴風雨の被害を受けた人々に食料、清潔な水、物資を提供し、コミュニティーの再建と復旧を支援するでしょう。力を合わせれば、これから待ち受ける困難を乗り越える人々を支援する上で、真のインパクトをもたらすことができます。飢餓を撲滅する運動に私たちと共に立ち上がり、支援を必要とするコミュニティーを支援してくださったことに感謝します」と寄付金の使途を知るし、改めてスウィフトへの感謝をつづった。

　スウィフトはこれまでも熱心な社会貢献を続けており、２０１１年の東日本大震災の際には、翌１２年リリースしたアルバム「Ｓｐｅａｋ　Ｎｏｗ」の収録曲「Ｔｈｅ　Ｓｔｏｒｙ　Ｏｆ　Ｕｓ」の売り上げを被災地に全額寄付した。

　米報道によると米東海岸南部では９月にハリケーン「ヘレン」の影響から洪水などで２３０人以上の死者が出ており、現在はハリケーン「ミルトン」がフロリダ州に接近中。地元当局が７００万人以上に避難命令を出しているという。