パドレス―ドジャース戦の入場者数が２試合連続で球場新記録更新 大谷翔平の適時打などで崖っぷちド軍リード

◆米大リーグ・地区シリーズ　パドレス―ドジャース（９日、米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が９日（日本時間９日）、１勝２敗と後がない状況で迎えた地区シリーズ第４戦の敵地・パドレス戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、１点をリードした２回２死一、三塁の２打席目に貴重な追加点となる右前適時打を放った。９月１９日以降の得点圏に走者を置いての打率は１８打数１５安打で８割３分３厘。圧巻の勝負強さを見せている。

　前日の第３戦で４万７７４４人が入場してペトコパーク新記録を作ったが、この日は４万７７７３人でまたしても更新。試合開始直後からパドレスファンの大きな声援がこだましている。

　試合は初回にドジャースがベッツのソロで先取点を奪うと、２回に大谷の適時打などで２点を追加。３回もスミスが２ランを放って５点をリードして試合を優位に進めている。