【菊花賞】コスモキュランダはペッパーミル相手に先着 加藤士津八調教師「動きは問題ない」

Wコースで１週前追い切りを行ったコスモキュランダ（右）、左はペッパーミル（カメラ・荒牧　徹）

◆第８５回菊花賞・Ｇ１（１０月２０日、京都競馬場・芝３０００メートル）＝１週前追い切り、１０月１０日、美浦トレセン

　皐月賞ではジャスティンミラノの首差２着。世代上位の力を示すコスモキュランダ（牡３歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン）が、トライアルのセントライト記念２着から戴冠を目指す。

　１週前追い切りはＷコースで、４馬身先行したペッパーミル（３歳１勝クラス）との併せ馬。４コーナーでムチが一発入ると、一気に僚馬を抜き去り、馬なりのまま並ばれることなくゴールした。加藤士津八調教師は「１回使っているし、そこまでやらなくても動きは問題ない。セントライト記念は、しっかりと頑張って能力を示してくれた。コースは問わないし、うまく流れに乗って、展開が向いてくれればいいですね」とクラシック３冠ラストの舞台を見据えた。