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東京23区初、東京・墨田区が「コンタクトレンズ空ケース回収」協定締結でゴミ減量と資源循環促進!10・10『目の愛護デー』に「大切なメッセージを」

スポーツ報知 / 2024年10月10日 13時41分

「使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定」を締結した墨田区・山本亨区長(左)とHOYA(株)アイケアカンパニー・竹中彰カンパニープレジデント(墨田区役所で)

 使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収して再資源化するため、東京・墨田区とHOYA(株)アイケアカンパニーが『目の愛護デー』の10日、「使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定」を締結した。23区では初の取り組みで、区が回収した全量をプラスチック製品として再生、資源循環を図るとともにCO2排出量削減を図るのが狙いだ。

 コンタクトレンズの使い捨て空ケースの回収活動は、HOYAブランドのコンタクトレンズ販売店であるアイシティが2010年から開始した「アイシティecоプロジェクト」。23区では今回初めて墨田区が協定を締結して区内に回収拠点を設け、廃棄物の減量とプラスチック資源の循環を促進していく。

 協定式で山本亨区長は「持続可能なすみだの実現に向けた取り組みを加速させ、環境への意識啓発につながる。『目の愛護デー』での締結で大切なメッセージにもなる」と説明。コンタクトレンズの空ケースはほぼすべてがポリプロピレンという素材でできており、熱に強く強靱かつ柔軟で、リサイクルに最適。このプロジェクトで重さ約1グラムの空ケースが年間9800万個、98トンまで回収できているというが、消費されている全量のわずか2%程度に過ぎないという。

 HOYA(株)アイケアカンパニーの竹中彰カンパニープレジデントも「デジタルデバイスの普及で目の疲れや目のトラブルを抱えている方が多くなっていると考えている。今回、墨田区との協定でプラスチック問題の意識向上だけでなく、目の健康への意識を高めるとともに循環型の社会を作っていきたい」と説明。リサイクルによる収益は「公益財団法人日本アイバンク協会」に全額寄付され、目の疾患を持つ人や視力障害の人の視力回復などに役立てられる。

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