1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

エディーHC、NZ戦へ「15番は矢崎と松永、10番は立川と中楠がオプション」 若手にチャンス、成長に期待

スポーツ報知 / 2024年10月10日 16時49分

会見するラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(カメラ・大谷翔太)

 日本ラグビー協会は10日、13日から宮崎などで行う日本代表合宿の参加メンバーと、今秋の欧州遠征メンバーを発表。26日は「リポビタンDチャレンジカップ2024」のニュージーランド代表戦(日産ス)を控える中、会見に臨んだエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、若手の司令塔候補に期待を寄せた。

 秋の代表活動に参加する選手は、夏に続き若手中心。今夏のテストマッチでSO、FBとして躍動した23歳の李承信(神戸)がケガのため招集が見送られ、代表0キャップの中楠一期、松永拓朗らが入った。李のケガを受け「若い10番をずっと探していた」とジョーンズHC。NZ戦に向けては「15番(FB)は矢崎(由高)、松永。10番(SO)は立川(理道主将)と中楠がオプション」と説明した。

 慶大出身の24歳、中楠についてジョーンズHCは「リコーでいいものを持っているな、と気づいたことがきっかけ。コーチ陣と話し、中楠は我々の求めるスタイルに合ったプレーができると判断した。ラインに仕掛ける、勇気を持ったアタックができる、そしてボールを持ってないところのワークレートが高い。ボールにどんどん絡んでいく姿勢がある」と評価。松永については「李がいないことで、10番と15番の連携がとても重要になる。この2つのポジションができる選手はとても貴重」と、ユーティリティーさに期待を寄せた。

 準優勝だった8月のパシフィック・ネーションズカップでは準決勝、決勝と主将の立川理道(東京ベイ)が10番を背負った。27年W杯に向け、選手の発掘と育成に力を入れるジョーンズHC。FWでは、トンガ出身で日本代表資格を得た26歳のオペティ・ヘル(東京ベイ)も初招集した。ヘルについて、ジョーンズHCが「タレントにたけた選手。これからどれだけハードワークできる心構えがあるか、意気込みがあるかが期待。ここから2週間、どれだけハードワークできるかを見ていきたい」と語るように、チームと自身の成長への貪欲さが生き残りのカギとなる。

 ◆秋の日本代表活動メンバー

 【FW】岡部崇人(横浜)、竹内柊平(浦安)、為房慶次朗(東京ベイ)、オペティ・ヘル(東京ベイ)、三浦昌悟(トヨタ)、茂原隆由(静岡)、坂手淳史(埼玉)、原田衛(BL東京)、松岡賢太(神戸)、秋山大地(トヨタ)、エピネリ・ウルイヴァイティ(相模原)、ワーナー・ディアンズ(BL東京)、サナイラ・ワクァ(花園)、サウマキ・アマナキ(神戸)、下川甲嗣(東京SG)、姫野和樹(トヨタ)、ファカタヴァ・アマト(BR東京)、アイザイア・マプスア(トヨタ)、ファウルア・マキシ(東京ベイ)

 【BK】小山大輝(埼玉)、藤原忍(東京ベイ)、立川理道(東京ベイ、主将)、中楠一期(BR東京)、長田智希(埼玉)、マロ・ツイタマ(静岡)、ジョネ・ナイカブラ(BL東京)、浜野隼大(神戸)、池田悠希(BR東京)、梶村祐介(横浜)、シオサイア・フィフィタ(トヨタ)、ニコラス・マクカラン(トヨタ)、ディラン・ライリー(埼玉)、松永拓朗(BL東京)

 ◆欧州遠征から参加

テビタ・タタフ(ボルドー)、斎藤直人(トゥールーズ)

 ◆国内合宿まで参加

飯沼蓮(浦安)、矢崎由高(早大)

 ◆練習生

村田大和(京産大)、海老沢琥珀(明大)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください