前橋桜ボーイズ、福原彪叶が完封まであと１人の好投…安中市長杯

球数制限で完封こそ逃したが６回２／３を無失点に抑えた福原

◆日本少年野球　安中市長杯・群馬県支部秋季大会　▽１回戦　前橋桜ボーイズ２―０高崎ボーイズ（１０月６日・西毛総合運動公園野球場）

　安中市長杯群馬県支部秋季大会が６日、西毛総合運動公園野球場で開幕した。今年から安中市長杯となり、高崎高で１９８１年センバツに出場した岩井均市長（６０）が始球式を行った。１回戦が行われ、１２日からの東日本選抜大会に出場する群馬県央、前橋桜が勝利。前橋桜・福原彪斗（２年）、高崎・鹿野泰我（１年）が息詰まる投手戦をみせた。

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　　前橋桜の２年生右腕・福原彪叶が快投をみせた。

　６回まで６９球で無失点。７回２死で球数制限（８０球）に達し降板し完封は逃したが、堂々たるピッチングだ。「昨日（練習で）調子が悪かったので修正しました」。体重移動を意識して高崎打線を封じた。

　４回無死一、二塁のピンチでは４番・江原を「狙って」三振斬り。２死二、三塁では絶妙な二塁けん制で刺してピンチを逃れた。

　１番・捕手の注目選手・瑞慶山桜大（２年）との呼吸もバッチリで、東日本選抜大会に臨む。