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「フライデー」提訴の渡邊センス、第2回弁論準備手続きに出席「和解などの話は現時点では全くない」

スポーツ報知 / 2024年10月10日 18時17分

渡邊センス

 お笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センスが、ダウンタウン・松本人志の性加害疑惑に関連した写真週刊誌「フライデー」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の講談社に対して損害賠償などを求めた訴訟の第2回弁論準備手続きが10日、非公開のウェブ会議で行われ、渡邊も出席した。

 原告側の田代政弘氏ら代理人弁護士は弁論手続き後に取材に応じ「被告側からは、(フライデーの記事は)名誉毀損に当たらない、今回の記事では渡邊さんの社会的評価は下がらないと主張してきた。ただ、『女性を上納する』といった旨の記事を書かれること自体が社会的評価の低下につながるという反論の主張した」と明かした

 今後に関しては「真実性と真実相当性について被告側が立証していくということになった。次は被告側のターン。和解などの話は現時点では全くない」とした。次回も弁論準備手続きが12月19日午後4時に非公開のオンラインで行われる。

 フライデー編集部は、今回の弁論準備に関して「裁判中なので特にコメントはありません」とした。

 フライデーとそのウェブサイトは、今年1月以降4回にわたり、松本が18年10月に大阪で開催した飲み会で、参加女性に性行為を強要したと記載。渡邊は女性をアテンドしたと報じた。

 渡邊は5月1日のX投稿で、ダウンタウン松本人志が女性に性的行為を強要したとする問題で、「フライデー」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めて東京地裁に提訴したことを報告。渡邊側は1300万円の損害賠償と謝罪広告を求めている。

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