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「何とかアピールしないと」巨人・秋広優人が2戦連発 阿部監督の直接指導で変えた打撃フォーム

スポーツ報知 / 2024年10月11日 5時0分

3回無死、右中間へソロを放つ秋広(カメラ・橋口 真)

◆みやざきフェニックス・リーグ 広島3―3巨人(10日・天福)

 巨人・秋広優人内野手(22)が10日、「みやざきフェニックス・リーグ(L)」で2戦連続のアーチを放ち、16日に開幕するCS最終ステージ(S)、日本シリーズの逆転メンバー入りへ、猛アピールした。広島戦(天福)に「7番・一塁」で先発し、推定120メートル弾を含む3打数2安打1打点。阿部慎之助監督(45)から受けた愛のムチに、原点回帰のフルスイングで応えた。

 宮崎の空にどデカい放物線を描いた。2メートルの体を反らせた豪快なフォロースルーから、秋広が一塁ベースへ走り出した。0―1の3回無死、2球目の甘く入った直球を右中間スタンド中段まで運んだ。「昨日より角度がついてくれた」と弾丸アーチを放った9日オリックス戦(サンマリン宮崎)に続く2戦連発。フェニックスLの4戦で計13打数5安打、打率3割8分5厘の猛打で、逆転でのCSメンバー入りをアピールしている。

 9日に帰京した阿部監督はCSの外野スタメン当確は丸だけで、残り2枠は調子のいい選手を使う方針を示している。秋広がメンバー入りへ厳しい立場なのは確かだが、パンチ力と変身を印象づけられれば、道は広がる。出場選手登録枠が31人から40人に拡大する日本シリーズから1軍に呼ばれる可能性もある。8日の韓国・斗山戦(ひむか)の試合後に阿部監督から直接指導を受けてから2戦連発の秋広は「何とかアピールしないといけない立場なので、まだまだ継続できるように頑張りたい」と誓った。

 愛のムチで原点回帰した。9月16日の中日戦(東京D)は2打数無安打で途中交代。阿部監督から当てにいく打撃に苦言を呈され、2軍降格が決定。その際に「練習はすごくいいのに、もったいない。練習のスイングを試合でもできるようにやってこい」と言葉をかけられ、送り出されていた。8日にはグリップの位置について直接助言も受けた。

 ファームでは狙い球の絞り方を研究した。「自分が強く打てるところを待ってカウントが有利なときはしっかりと打つ」とテーマを設定。1軍からフェニックスLに参加した矢野打撃コーチは「(1軍では)何を狙っているか分からない打席があったけどそれが減ってきた」と成長を認める。16日開幕のCS最終Sまで、宮崎では残り4試合。「チームの優勝が一番なので、貢献できるように。どの立場でも頑張りたい」。フルスロットルでチャンスをつかむ。(内田 拓希)

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