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関大・金丸夢斗と明大・宗山塁は1位競合が不可避 青学大・西川史礁らに行く球団も…24日・ドラフト当日まで腹の探り合い

スポーツ報知 / 2024年10月11日 6時0分

ドラフトで競合不可避が予想される関大・金丸

 日本高野連と全日本大学野球連盟は10日、プロ野球志望届の受け付けを締め切った。高校生159人、大学生162人の計321人が公示され(同日午後5時時点)、前年比は高校生20人増、大学生は10人減だった。提出者は、24日に開かれるドラフト会議での指名対象選手となる。

 候補者の中でも、関大・金丸夢斗と明大・宗山塁の2人は突出した存在だ。最速154キロ左腕の金丸は3月、侍ジャパンのトップチームに招集され、欧州代表との強化試合で好投。評価を高めた。宗山は1年春から名門のショートを担い、2、3年と大学日本代表を務めた攻守に優れる名手。スカウトの間では「獲得できた球団は10年間、ショートに困らない」との声があがる。

 2人は1位での競合が不可避。金丸は各球団とも補強ポイントになる先発左腕であることも大きい。ローテを担えるサウスポーを狙うか、守備の要となる“打てる遊撃手”を狙うか。ともに何球団の抽選になるか、注目のポイントだ。

 競合を避け、1位にふさわしい逸材を確保するのも戦略的に有効だ。希少な右の強打者、青学大の西川史礁外野手、愛知工大の最速159キロ右腕・中村優斗らがこのグループ。将来性を買って報徳学園・今朝丸裕喜、東海大相模・藤田琉生、福岡大大濠・柴田獅子、前橋商・清水大暉、あるいは花咲徳栄の遊撃手・石塚裕惺ら高校生に行く球団もあるかもしれない。

 まだ各球団とも互いの手の内を探っている状況。一本釣りや競合数の減少を狙っての1位表明も今後、行われる可能性は高い。ドラフト当日まで、腹の探り合いが続くことになる。(編集委員・加藤 弘士)

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