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河村勇輝、9分5秒プレーで無得点、1アシスト シュート4本放つも成功なし NBAプレシーズンマッチ2戦目

スポーツ報知 / 2024年10月11日 11時31分

◆NBA ▽プレシーズンマッチ グリズリーズ―ホーネッツ(10日=米テネシー州=フェデックス・フォーラム)

 バスケットボール男子のパリ五輪日本代表で、NBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約を結んだ河村勇輝が、プレシーズンマッチのホーネッツ戦に途中出場。9分5秒出場して、無得点、1アシストだった。

 河村は、前半出番がなく、後半は第4クオーター(Q)80―89の残り9分5秒からコートに入った。最初に放った3ポイントシュート(3P)は外れたが、ドライブで切り込み、合わせた味方にアシストをマークするなど、持ち味を見せた。この日はシュートを4本放つも、成功はなかった。

 チームは94―119で敗れた。

 次は、12日(日本時間13日)にブルズと戦う。

 河村は7月、グリズリーズとの「エキシビット10契約」に合意したことを発表。同契約は、シーズン開幕までにNBAと下部Gリーグを一定期間行き来できるツーウェー契約に切り替え可能で、それ以外でも他チームに獲得意思を問うウェーバーを経て、傘下のGリーグチームに加わる道がある。

 10月1日からチームのキャンプに参加。7日には敵地テキサス州ダラスで行われたマーベリックスとのプレシーズンマッチに途中出場して、ついに“デビュー”。9分16秒のプレーで5得点、3アシストを記録した。「自分の夢の舞台。完璧ではないが、少しはいいアピールができた。自信はついてきている」と語っていた。

 日本人初のNBAプレーヤーはポイントガードの田臥勇太(現・宇都宮)で、2004年にサンズでデビューした。2人目は2018年にグリズリーズでデビューした渡辺雄太(現・千葉J)で、そこからラプターズ、ネッツ、サンズと渡り歩き、最後もグリズリーズで計6季をプレーした。次は2019年にドラフト全体9位でウィザーズに入団した八村塁で、現在はレイカーズに移籍し、今シーズンNBA6季目を迎えている。河村は、日本人4人目の日本人NBAプレーヤーを目指す。

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