大山さんの死去を小学館の雑誌「てれびくん」も追悼 公式Xで「ドラえもんは25年以上演じ親しまれました」
スポーツ報知 / 2024年10月11日 14時40分
国民的アニメ「ドラえもん」のテレビ朝日版で、ドラえもんの声を26年間務めた声優の大山のぶ代(おおやま・のぶよ、本名・山下 羨代=やました・のぶよ)さんが老衰のため都内の病院で死去したことが、11日、分かった。90歳だった。
漫画「ドラえもん」を掲載してきた小学館の雑誌「てれびくん」公式X(旧ツイッター)は追悼のコメントを投稿。「女優、声優の大山のぶ代さんが9月29日に90歳で逝去されたそうです 50年代から活躍。声優としても #ブーフーウー のブー #ハリスの旋風 の国松 #無敵超人ザンボット3 の神勝平などで活躍、特に #ドラえもん のドラえもんは25年以上演じ親しまれました 謹んで哀悼の意を表します」(原文ママ)とポストした。
大山さんは東京都生まれ。1956年に女優デビューし、翌年から声優としても活動を始めた。転機は79年。藤子・F・不二雄さんの代表的コミックを原作に、22世紀から現代へ来た猫型ロボットを主人公としたテレビ朝日系アニメ「ドラえもん」がにスタートし、個性的な地声で主人公を演じると、たちまち人気を博し、同局の看板番組となった。若返りを図りキャストが一新された2005年3月まで声優を務め、30代以上の視聴者層にとっては「ドラえもん」イコール大山のぶ代の声であった。
2012年に認知症と診断され、16年からは老人ホームに入居。17年には夫で俳優の砂川啓介さん(享年80)が亡くなり、ホームの職員らと晩年を過ごしていた。
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