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19歳の石井さやか、11年ぶり10代での全日本女王 DeNA石井琢朗コーチの次女…全日本テニス選手権

スポーツ報知 / 2024年10月11日 19時12分

石井さやかと父・琢朗氏

◆テニス ▽全日本テニス選手権 第9日(11日、東京・有明コロシアム)

 プロ野球DeNAの石井琢朗コーチの次女で、第3シード、19歳1か月の石井さやか(ユニバレオ)が、99回の歴史を誇る全日本で初の女王に輝いた。1983年以来41年ぶりの10代対決となった決勝で、第1シード、18歳の斉藤咲良(富士薬品)を6-2、3-6、6-4の2時間半を超える熱戦の末にフルセットで破り初の日本一に輝いた。10代の女子シングルス優勝は、2013年に19歳8か月で制した穂積絵莉以来11年ぶりとなった。

 石井は、優勝が決まると、そのまま両手を突き上げ「今も緊張している。苦しい場面もあったが、本当にうれしい。これから、グランドスラムに出場することをステップにして頑張りたい」と喜んだ。父・琢朗コーチは、明日12日からCSの阪神戦が始まる。娘からの最高の後押しとなった。

 石井は、強烈なフォアハンドで、世界ランキングで格上の斉藤を第1セットは圧倒。特に、斉藤の第2サーブを狙い打ちにし、フォアハンドのリターンで主導権を握った。しかし、第2セットに入ると、勝ちを意識したのかラケットが振れなくなり、強打がなりを潜めた。第2セットを落とし、最終セットも2-4とピンチだったが、4ゲームを連取し逆転した。

 41年前の10代決勝で優勝した雉子牟田明子の15歳4か月は、現在でも女子シングルス最年少優勝。準優勝の岡本久美子の父、伊三美さんは、くしくも石井と同じ元プロ野球選手。南海(現ソフトバンク)の内野手で、元近鉄の監督だった。

 ◆石井さやか 2005年8月31日、東京都生まれ。19歳。5歳でテニスを始め、2017年全日本ジュニア12歳以下準優勝。2022年同ジュニア18歳以下優勝。2023年全豪オープンジュニア単複ベスト4。同年3月にプロ転向。同年ジュニア世界ランキング5位。拠点は錦織圭と同じ米フロリダ州のIMGアカデミー。家族は両親、姉、弟の5人家族。175センチ、68キロ。自身最高世界ランキングは262位。

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