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【日本ハム】「谷口きゅんBALLPARK発」さあCS!「大航海はまだまだ続くと信じています」

スポーツ報知 / 2024年10月12日 8時15分

CSに向けて調整するナインをバックに写真を撮る谷口雄也さん(本人提供)

 ついに今日からポストシーズンが始まります。絶対勝つという選手の覚悟は、レギュラーシーズンとは違う張り詰めた緊張感、表情、球場の空気のピリつきで感じられると思います。新庄剛志監督にとっても就任3年目で初の短期決戦の采配。皆が同じ方向を向いている今のファイターズなら、負けたら終わりの一発勝負でも存分に力を発揮してくれるはずです。

 全員の力で2位を勝ち取った今季。「谷口的MVP」を3人選ばせていただきました。投手のMVPは最多勝&最高勝率の2冠に輝いた伊藤大海選手。開幕勝利から始まり、背負うものの大きさをマウンドで表現し続けてくれた1年でした。特に9月の3試合連続完投は、球団ではダルビッシュ有投手以来13年ぶりの記録。昨年の悔しさ、4年間の成長が詰まった14勝でした。

 野手のMVPはレイエス選手。5月中旬に2軍落ちを経験しましたが、自らの手で新庄監督の「大事な時にレイエスの力が必要になるから」という予言を現実にしました。チームトップ25本塁打、65打点の成績を支えたのは日本野球を研究してアジャストしようとする必死の姿。チームを鼓舞するベンチワークも光りましたし、試合で見せる全力疾走は、苦しんでいた開幕当初から4番に座った終盤まで変わらなかった。メジャーで100発以上を打ってきたゆえんを感じました。

 もう一人のMVPは伏見寅威選手。捕手として前半の躍進を支えた田宮裕涼選手は、寅威さんがいるからあれだけ思い切ってプレーできたと思います。中盤からの活躍はさすがの一言で、目の前の試合を精いっぱい頑張る売り出し中の若手と『出番が来た時は任せろ』とドンと構える経験豊富なベテランの準備力。そのバランスが今年の強さを象徴していたと思います。

 チームスローガンの「大航海」はまだまだ続くと信じています。厳しい波が押し寄せたり、悪天候で船が動かない時もあるのが航海。しびれる場面が来た時、船を前に進めてくれるのはファンの応援です。新庄船長が操縦する船を、熱い声援で後押ししましょう。6年ぶりのCS、選手の皆にも武者震いしながら楽しんでほしいです。(谷口 雄也)

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