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西武・西口文也新監督が高橋光成再生へ「乗り越えて来年本当にやってもらわないと」 自身も現役時に背番13

スポーツ報知 / 2024年10月12日 7時0分

就任会見でポーズをとる西口新監督

 西武の西口文也新監督(52)が11日、都内で就任会見を行い、現役時代の背番号13を背負っている高橋光成投手(27)の再生を公約に掲げた。

 西武一筋21年で182勝を挙げた名投手らしく、投手を中心とした「守備から入っていき、ゼロで抑える守りの野球」を理想として挙げた。カギを握るのは高橋の復活だ。今季もエースとして期待されながら、0勝11敗、防御率3・87という失意の結果に終わり、最下位独走の要因となった。「本人にも弱い部分があったと思う。そこは乗り越えて来年本当にやってもらわないと。光成だけで借金が…言わなくても分かってると思う」とハッパをかけた。

 常勝ライオンズを支えた指揮官に、現状は物足りなく映る。「自分はメンタルが強いと思う。今はメンタルが弱い選手が多い」。監督を務めた2軍から送り出した選手が1軍で活躍できないケースも多く、「そういう選手が1軍でも活躍できるようになってほしい」と期待を込めた。

 「今は身が引き締まる思いでいっぱいです」と緊張した面持ちで語ったレジェンド。契約は複数年。15日から始まる秋季練習から始動し、球団ワーストの91敗で最下位に沈んだ名門の再建を図る。(大中 彩未)

 〇…西口新監督の就任会見では、ヘッドコーチとして鳥越裕介氏(53)の就任も発表された。ソフトバンク、ロッテでヘッドコーチ、2軍監督などを務め、厳しい指導に定評がある参謀役に新指揮官は「鳥越さんには僕よりも厳しく選手に接していただけたら」と期待を寄せた。また、飯田球団本部長は今季限りで退団する渡辺GMに代わるGM職を置かない方針を明らかにした。

 ◆西口 文也(にしぐち・ふみや)1972年9月26日、和歌山県生まれ、52歳。県和歌山商から立正大へ進み、94年ドラフト3位で西武入団。96年から7年連続で2ケタ勝利を記録し、97、98年には最多勝を獲得してリーグ連覇に貢献。97年には沢村賞を受賞。3度の“ノーヒットノーラン未遂”があった。通算436試合に登板し182勝118敗6セーブ、防御率3.73。

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