ユーリ阿久井政悟は「地味なボクシング」で魅せる…１３日に防衛戦

会見後に撮影に応じるユーリ阿久井政悟(右）とタナンチャイ・チャルンパック　（カメラ・堺　恒志）

◆プロボクシング　▽ＷＢＡ世界フライ級（５０・８キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　王者・ユーリ阿久井政悟―同級８位タナンチャイ・チャルンパック（１３日、東京・有明アリーナ）

　ＷＢＡ世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟（倉敷守安）が１１日、都内のホテルで公式記者会見に出席した。タナンチャイ・チャルンパック（タイ）の挑戦を受ける２度目の防衛戦に向け「相手は前戦、日本で勝っていて自信を持って挑んでくると思う。勢いある選手なんで、それに負けないよう、自分も勢いよく行きます」とコメントした。　

　２日間で「７大世界戦＋那須川天心地域タイトル戦」という８つのビッグマッチが行われる「Ｐｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏ　Ｂｏｘｉｎｇ　１０」には、ユーリと同じ１９９５年度生まれの選手が、ＷＢＡ世界バンタム級王者の井上拓真（大橋）と挑戦者の堤聖也（角海老宝石）、ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者の田中恒成（畑中）、ＷＢＯ世界ライトフライ級王座決定戦に挑む岩田翔吉（帝拳）と４人が登場する。華やかな舞台だが「僕のボクシングはすごい地味なボクシング。地味で堅いボクシングを見せたいと思います」と謙虚だった。

　戦績は２９歳のユーリが２０勝（１１ＫＯ）２敗１分け、２４歳のタナンチャイが２５勝（１５ＫＯ）１敗。試合はＰｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏで生中継される。