サントリー高橋藍「もっと強いチームを作っていかないと」、西田有志の大阪Ｂに０―３黒星…ＳＶリーグ開幕戦

第１セット、仲間の得点を喜ぶサントリー・高橋藍(カメラ・小林　泰斗)

◆バレーボール　▽大同生命ＳＶリーグ　オープニングマッチ　大阪ブルテオン　３（２５―１７、２５―１９、２５―２１）０　サントリー（１１日、東京体育館）

　世界最高峰を目指す新リーグの「大同生命ＳＶリーグ」が高橋藍が加入したサントリーと、西田有志を擁する大阪ブルテオン（Ｂ）によるオープニングマッチで開幕。パリ五輪代表同士が激突する注目の一戦で、前身のＶリーグ昨季決勝カードが組まれ、昨季覇者のサントリーは０―３で、昨季準Ｖの大阪Ｂに０―３で敗れた。

　高橋藍の試合後コメント「チームとしては負けてしまったので、これからブルテオン相手でもそうですし、もっと強いチームを作っていかないといけないと思いましたし、いろいろ課題も残せたので、またホームゲーム残っているので、そこでしっかり、また少しでも調整して、強い自分たちを作っていきたいなと思います」

　この日のチケットは完売し、観衆６５１３人が会場に詰めかけるなど新リーグは上々の滑り出しとなった。１４日には２戦目が行われ、サントリーのホームゲームとしてエディオンアリーナ大阪での大阪Ｂ戦。観客約３０００人を見込む２戦目も、約５０分で観戦チケットが完売。〝大阪ダービー〟第２戦で、藍がホームから巻き返す。

　

　◇大同生命ＳＶリーグ　２０２７年シーズンまでに完全プロリーグ化、３０年に世界最高峰リーグを目指しスタートするバレーボールの新リーグ。「Ｓ」には「Ｓｔｒｏｎｇ（強く）」「Ｓｐｒｅａｄ（広く）」「Ｓｏｃｉｅｔｙ（社会）」などの意味がある。前身のＶリーグがＳＶと２部のＶに分かれ、ＳＶは５項目のＳＶライセンスを保有するクラブが参戦（２０２４―２５シーズンは男子１０、女子１４）。１１～１２日の開幕から４月までのレギュラーシーズン（ＲＳ）を行い、４～５月にＲＳ上位チーム（男子６、女子８）が進むチャンピオンシップで王者を決める。