【秋華賞】木之前葵騎手はオークス馬に本命 心強い最後の脚 ルメール騎手のリードもやっぱりスゴい

ルメールの手綱さばきにも期待してチェルヴィニアから入る木之前

◆第２９回秋華賞・Ｇ１（１０月１３日、京都競馬場・芝２０００メートル）

　秋華賞は２年連続で３連単が当たっていて、もちろん今年も的中を狙います。去年のリバティアイランドは強かったな。あれから１年、本命はチェルヴィニアにしました。

　心強いのは最後の脚がしっかりしていること。オークスはエンジンがかかってからの伸びが素晴らしかったです。やっぱりスゴいのはルメールさんのリード。最近だとレーベンスティールで勝ったオールカマーです。直線で前が狭くなっても開くと信じて力をため、スペースを見つけると一瞬で差し切りました。冷静な判断、馬上での安心感。けがで乗れなかった桜花賞では崩れたけど、このコンビなら右回りでも上手に立ち回って勝利に導いてくれると信じています。

　最後に私のことですが、あと８勝で６００勝です。結構、周囲から「近づいてきたね」と言われたり、ファンの方もカウントして声をかけてもらったり、本当に感謝。早く達成したいと思っています。（名古屋競馬騎手）

◆木之前　葵（きのまえ・あおい）１９９３年７月１０日、宮崎県三股町生まれ。３１歳。１３年４月に名古屋でデビューし、地方通算５９２勝。

【木之前葵騎手の印】

◎（５）チェルヴィニア　

○（１４）ステレンボッシュ

▲（１３）クリスマスパレード

★（３）クイーンズウォーク

△（１０）ボンドガール　　

△（１５）セキトバイースト

△（２）ミアネーロ　　　

△（１１）ランスオブクイーン