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サントリー高橋塁、弟・藍と共演に「負けたことは悔しいが、兄弟でコートに立ててうれしい」

スポーツ報知 / 2024年10月11日 22時10分

試合後、場内を一周する高橋塁(カメラ・小林 泰斗)

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ オープニングマッチ 大阪ブルテオン 3(25―17、25―19、25―21)0 サントリー(11日、東京体育館)

  世界最高峰を目指す新リーグの「大同生命SVリーグ」が、西田有志を擁する大阪ブルテオン(B)と高橋藍が加入したサントリーによるオープニングマッチで開幕。昨季準優勝の大阪Bが昨季覇者のサントリーを3―0で破り、目標の「初代王者」に向けて絶好の発進を決めた。

 今夏のパリ五輪に出場した高橋藍が新加入したサントリーは黒星発進。藍の兄・塁は「チームとして結果が出なかったことが悔しい」と唇をかんだ。ただ、京都・東山高時代以来、同じチームで弟と共演。「負けてしまったのは悔しいんですけど、兄弟でコートに立てて本当にうれしい」と実感も込めた。

 この日は第1セットの14―19の場面から、リリーフサーバーで出場。ブレイクが取れず「いいサーブが入ったと思ったけど、まだまだ成長が必要」と振り返った。藍とは試合前に「一緒に勝利しよう」と約束して試合に臨んだ。それだけに「チームとしてもっともっと結束していかないといけないと思った」と、更なる成長を誓った。

 目指すは、同じチームとしては初の日本一。塁は「藍自身もまだまだ上がっていく部分はあると思いますし、僕自身ももっともっと上がってこれる部分はあると思うので。兄弟で、久しぶりに毎日一緒に過ごしていますが、兄弟で盛り上げながらサントリーをSVリーグ優勝に向かっていきたい。兄弟で1点を取れるように、縁の下の力持ちになれるように、頑張っていきたい」と切り替えた。

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