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運命の第5戦を山本由伸に託した理由 ロバーツ監督「彼が人生をかけて投げる今日の試合に賭ける」

スポーツ報知 / 2024年10月12日 6時4分

ドジャースのD・ロバーツ監督(カメラ・村山 みち通信員)

◆米大リーグ・地区シリーズ第5戦 ドジャース―パドレス(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督が11日(日本時間12日)、地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦の試合前の会見で山本由伸投手(26)を先発起用する理由を明かした。

 「我々(ドジャース)は彼が人生をかけて投げる今日の試合に賭ける」

 前日会見でも先発を明かさず、第2戦から中4日となるフラーティ、第4戦と同じ「ブルペンデー」など最後まで最善の策を模索した結果、選んだのは第1戦から中5日の山本に託すことだった。二刀流の大谷を除くと投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円=契約発表時のレート)の超大型契約で加入したルーキーがド軍の命運を握る。

 山本はパドレス戦の相性が良くない。デビュー戦となった3月21日には韓国で1回5失点KOを食らうなどレギュラーシーズンでは2試合で1敗、防御率12・00。地区シリーズ第1戦でも初回に4番・マチャドの2ランなどで3点を失い、3回5安打5失点と打ち込まれた。癖などから球種がバレている可能性も指摘されるが、それでも練習の中で修正を図ってきた。

 指揮官も背番号18を信頼して送り出す。「由伸はトップクラスの先発投手だから、ここは彼の出番。全員がこの判断に満足している」。その上で「初回は両チームが最初に攻撃したいと思う重要なイニングなので、ゼロで抑えて調子を整えることが非常に重要。また、そこで我々をゲームに引き込んで奮い立たせ、打つ準備をさせることになる。彼はこの瞬間への準備ができている。彼はそれから逃げることはない。きっといい投球をするだろう」とし、「彼がコントロールをしっかり保てれば、我々にとっていい夜になる」と願った。2番手以降にはフラーティを含め、第4戦でパドレス打線を完封した好調なリリーフ投手を惜しげもなくつぎ込む考えだ。

 ここまで2勝2敗で迎えた第5戦。勝てば突破、負ければ敗退―。天国か地獄の大一番は、山本にとっても今後の野球人生を左右する重要なマウンドになるかもしれない。ダルビッシュ有投手(38)とポストシーズン初の日本人先発投手対決で、真価を発揮する時を時だ。

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