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大谷翔平が有言実行で逆転突破…崖っぷちでも見せた強い意志「後がないとかっていう感覚自体が今の僕にはない」

スポーツ報知 / 2024年10月12日 12時53分

◆米大リーグ・地区シリーズ第5戦 ドジャース2―0パドレス(11日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、2勝2敗のタイで迎えた地区シリーズ第5戦の敵地・パドレス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、チームが勝って地区シリーズの突破と、13日(同14日)に本拠地で第1戦を迎えるメッツとのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ドジャースが同シリーズに進むのは21年以来3年ぶりとなった。

 大谷は有言実行して見せた。1勝2敗となって崖っぷちに立たされた第3戦の試合後。大谷は日米50人以上の報道陣の視線を浴びて取材に応じ、前を向いていた。

 「もうあとはシンプルに2勝するっていうことだけ考えて。今日終わったことは終わったことで、もう明日に切り替えて頑張りたいなと思います」

 「今日(第3戦)も劣勢からしっかりとそこまでまず追い上げてますし、そこはもちろん自信持っていいんじゃないかなか思うので、流れをあとは持ってこれれば必ず2連勝できると思います」

 「もう2連勝すれば勝ちっていう、そういうゲームだと思ってやればいいんじゃないかなと思います。ここまで1勝2敗だけど、別に考える必要もないですし、単純に2連勝するゲームだと思えばいいんじゃないかなと思います」

 「2連勝してればいいゲームだと思ってるので、後がないとかっていう感覚自体が今の僕にはないかなと思うので、2連勝すればOKという、そういうゲームだと思います」

 これまで何度も高い壁を残り越えてきた大谷の言葉だからこそ、強い意味を持った第4戦を制して、大一番の第5戦を翌日に控えた10日(同11日)の言葉も力強かった。

 「昨日(第4戦)からの継続だと思う。2連勝するゲームだと思ってますし、その1勝目を取ったというだけなので。(第5戦は)その後半戦だと思います」

 あくまで目標にしているのはワールドチャンピオン。大谷の悲願へはあと8勝だ。

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