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井上拓真、兄・尚弥の前で前日計量一発クリア 堤聖也もクリア…13日にタイトルマッチ

スポーツ報知 / 2024年10月12日 13時18分

計量をパスしガッツポーズする井上拓真 (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・井上拓真―同級2位・堤聖也(13日、東京・有明アリーナ)

 プロボクシング「7大世界戦+那須川天心地域タイトル戦」という8つのビッグマッチが行われる「Prime Video Boxing 10」は13、14日、東京・有明アリーナでゴングを迎える。

 12日は都内のホテルで13日に出場する選手の前日計量が行われ、3度目の防衛戦に挑む井上拓真(大橋)は、兄の世界4団体スーパーバンタム級王者・尚弥(大橋)が見守る中、リミットの53・5キロでクリア。挑戦者の堤聖也(角海老宝石)は100グラムアンダーの53・4キロで一発クリアした。

 同学年の両者は12年の高校総体準決勝で対戦し、井上拓真が勝利している。11日に行われた会見では、拓真が「同級生同士の熱い、バチバチの試合になると思う」と話せば、堤も「この試合に向けて、地道な練習をコツコツコツコツやってきた。やることはやったんで、自信を持ってリングに上がりたいと思います」と応じた。

 戦績はともに28歳の拓真が20勝(5KO)1敗、堤が11勝(8KO)2分け。試合はPrime Videoで生中継される。

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