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リーグ優勝決定シリーズの見どころ【ドジャースVSメッツ】過去のPS対決はメッツの2勝1敗 大谷、リンドアの1番打者がカギ握る

スポーツ報知 / 2024年10月13日 7時0分

 今季は4勝2敗でドジャースが勝ち越し。ただ、4、5月のグラスノー、ストーンが元気だった時期。逆転逆転で勝ち上がったメッツに勢いの点では分がありそうだ。過去のポストシーズン(PS)での対決は、1988年の優勝決定シリーズではドジャースがハーシュハイザーの4登板で完封含む1勝1セーブの獅子奮迅の活躍で競り勝ったが、地区シリーズでの対戦では2006年が3勝0敗、2015年が3勝2敗でメッツが勝っている。

 パドレス戦に2試合連続完封したもののドジャースのチーム防御率は4・30(メッツは3・06)。先発に関してはマナイア、キンタナ、セベリーノがいるメッツが上だが、救援陣は2・22(メッツは4・01)のドジャースが上で、ブルペンデーを含めて継投勝負なら勝機を見いだせそうだ。

 1試合平均得点は5・4点対4・8でメッツが上。打線はともに上位打線が当たっており、4番打者はメッツのアロンソがPSの3本塁打全て右方向に放って、ドジャースのT・ヘルナンデスも2発7打点と好調だ。

 一時はMVPレースを争っていた大谷翔平とリンドアはともに同カードのレギュラーシーズンは2本ずつ、PSも1本ずつの本塁打でほぼ五分の内容。PSではリンドアが7試合で13出塁しているに対し、大谷は6出塁だったのが苦戦の原因だった。それだけに切り込み隊長二人のバットから目が放せない。

 ドジャース・メッツの過去のPS対戦成績

 ▼1988年=リーグ優勝決定シリーズ

 〈1〉メッツ3―1

 〈2〉ドジャース6―3

 〈3〉メッツ8―4

 〈4〉ドジャース5―4

 〈5〉ドジャース7―4

 〈6〉メッツ5―1

 〈7〉ドジャース6―0

 ▼2006年=地区シリーズ

 〈1〉メッツ6―5

 〈2〉メッツ4―1

 〈3〉メッツ9―5

 ▼2015年=地区シリーズ

 〈1〉メッツ3―1

 〈2〉ドジャース5―2

 〈3〉メッツ13―7

 〈4〉ドジャース3―1

 〈5〉メッツ3―2

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