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2階級制覇狙う寺地拳四朗が計量一発クリア 「前夜ご飯が食べられた。奇跡です」と好調アピール

スポーツ報知 / 2024年10月12日 16時9分

ともに計量をクリアしポーズを見せる寺地拳四朗(左)とクリストファー・ロサレス (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBC世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦12回戦 同級1位・寺地拳四朗―同級2位クリストファー・ロサレス(10月13日、東京・有明アリーナ)

 プロボクシングの4大世界戦の前日計量が12日、都内ホテルで行われ、空位のWBC世界フライ級王座決定戦に臨む、前WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者でWBC世界フライ級1位・寺地拳四朗(BMB)はリミットより200グラム軽い50・6キロで一発クリアした。

 元WBC世界同級王者で同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)は2時間前の予備計量では650グラムほど超過していたが、計量では下着を脱いで全裸で体重計に乗り、リミットの50・8キロで一発パスした。

 階級を上げ、フライ級で初めての計量をクリアした拳四朗。「今までより、体重は落としやすかったので、計量が終わった感動はちょっと減ったかなって」と記念撮影でも笑顔を振りまいた。「相手が(予備計量で)オーバーしている聞いて心配したが、大丈夫だったので結果オーライです。明日はしっかり元気になってくるかな」と望むところという気構えで、16秒間、フェースオフで闘志をぶつけ合った。

 減量がきつかったライトフライ級の時は計量後はおかゆで少しずつ胃をならしてリカバリーしたが、今回は「普通に白ご飯を食べている」という。「昨日(11日)も練習が終わってから、ご飯をちょっと食べられた。(計量の前夜にご飯を食べるのは)初めて。奇跡です。もう終わったのかなと思うくらい順調です」と自信を見せた。

 勝てば世界戦15勝目となり、日本人世界王者では、並んでいた元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高を抜き、井上尚弥(大橋)、井岡一翔(志成)に次ぐ単独3位となる。「ライトフライ級の時は防衛するぞ、という感じでしたが、今回はしっかり勝つぞ、という気持ち」と拳四朗は気合を入れていた。

 戦績は32歳の寺地が23勝(14KO)1敗、29歳のロサレスが37勝(22KO)6敗。

 試合はPrime Videoでライブ配信される。

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