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角田夏実、体重無差別の全日本女子選手権出場へ 永山竜樹も全日本に意欲 ともに最軽量級から挑戦

スポーツ報知 / 2024年10月12日 17時6分

学園祭で配布したお守りシールを手に笑顔の(左から)永山竜樹、角田夏実

 柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が12日、体重無差別で争う来年4月の全日本女子選手権への参戦を表明した。男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)も同じく4月に体重無差別で行われる全日本選手権に出場する意向を明かした。2人は千葉・浦安市でSBC東京医療大の湘療祭(学園祭)で行われたトークショー後に取材に応じた。

 来年の両大会はパリ五輪個人戦のメダリストには推薦選手として出場権が与えられる。角田は過去に世界女王として推薦で2度出場。21年大会では78キロ超級の選手を破って1勝を挙げているが「一戦一戦、けがなく戦いたい」と謙虚に抱負を延べた。五輪後は肩や膝のリハビリを優先しているが、来年6月の世界選手権を目指し、実戦復帰の場として選考会を兼ねる同4月の全日本選抜体重別選手権も視野に入れていると明かした。

 永山も20年に全日本選手権に出場し、90キロ級の選手に勝利した実績がある。身長158センチと小柄だが、普段野稽古から上の階級の選手と積極的に組み合っており「出るからには優勝を目指す」と力強かった。

 ルール変更も追い風になりそうだ。全日本柔道連盟は10日、来年の両大会のルールに「立ち姿勢において相手と組んだ状態で攻撃・防御のために相手の帯から下をつかむ(触れる)ことは反則(指導)とはしない。ただし、相手と組んでいない状況で直接相手の帯から下へ攻撃を行うことは反則(指導)とする」を導入すると発表。組んだ状態からに限っては“足取り”が認められ「すくい投げ」などの技が可能となった。前回大会から旗判定も復活し、体の小さい選手が勝ちやすくなる環境が整いつつある。

 2人もルール改正を歓迎した。角田は「足取りはあった方がいい」とプラスに受け止め、永山も「ワクワクする変更。攻撃の幅も広がる」と胸を躍らせた。ともに最軽量級からの挑戦は、大きな話題を集めそうだ。

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