【日本ハム】完封負けで崖っぷち 負けられない第２戦へ新庄剛志監督「雰囲気は悪くない」

９回１死、三振に倒れたフランミル・レイエス（左）と新庄剛志監督　（カメラ・越川　亘）

◆２０２４　パーソル　クライマックスシリーズ　パ・ファーストステージ　第１戦　ロッテ２―０日本ハム（１２日・エスコンＦ）

　日本ハムはロッテ先発・佐々木朗に８回まで５安打に抑え込まれるなど、完封リレーを許した。

　先頭打者が４度出塁したが、盗塁失敗と２つの併殺打で、得点圏に走者を進めたのは７回の１度だけ。新庄剛志監督は「まあ、何も動けなかったっていうね。ランナー出なかったし、そんなに。しかしワンバン投げないですね、コントロールもよかったし、気合は入ってましたね」と佐々木朗に脱帽した。

　追い込まれたが、悲壮感はない。「選手がどうとかこうとか関係ない。明日負けたら終わり。明日勝って、あさって試合して勝って、福岡行ってやるということだけ考えて。雰囲気は悪くないんで、別に」と新庄監督。第２戦の先発は２年目右腕・金村に託すが、今季ロッテ戦は２戦２勝、防御率０・５９の山崎をブルペン待機させるなど、総力戦で逆王手を狙う。