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【女子野球】前大会Vの阪神タイガースWomenが高校春夏連覇の神戸弘陵に敗退…全日本選手権

スポーツ報知 / 2024年10月12日 19時58分

8回、阪神タイガースWomenをサヨナラで破って喜ぶ神戸弘陵ナイン(カメラ・軍司 敦史)

 ◆第20回全日本女子硬式野球選手権第2日(12日、愛媛県松山市・坊っちゃんスタジアムほか)

 女子野球日本一を争う大会の1、2回戦が行われ、女子高校野球で春夏2冠を達成した神戸弘陵が、2回戦で前大会優勝の阪神タイガースWomenを8回タイブレークの末2―1で破り8強入りを決めた。

 8回1死満塁、神戸弘陵は堀みずほが投前にスクイズ成功。ベンチを飛び出して喜ぶ神戸弘陵ナインを背に、バッテリーの植村美奈子と中江映利加はぼうぜんと立ち尽くした。1回に先制を許し、最終7回に追いついたが神戸弘陵の伊藤まこと(3年)、阿部さくら(2年)の新旧エースの前に1点止まり。主将の三浦伊織は「2度3度あったチャンスにしっかり決めきれなかった。私も(7回2死二、三塁と追加点の好機に一飛と)決められませんでしたし、申し訳無い気持ちでいっぱい」と肩を落とした。

 阪神は22年大会の準決勝でも神戸弘陵に延長の末で敗れている。当時の神戸弘陵メンバーのうち2人がこの試合に阪神からスタメン出場する“OG対決”ともいえる一戦だった。三浦主将は、苦手意識は否定しつつも、「簡単に勝てない相手と分かっていた。連覇も意識せず、1戦1戦勝っていきながら優勝できればと思っていた」と、悔しさをにじませた。

 一方の神戸弘陵は阪神打線に耐えて1失点。石原康司監督は、「弘陵らしく食らいついて恥ずかしくないゲームをしようやと言いましたが、勝てると思っていませんでした。よく(けがで夏も活躍できなかった)伊藤が復活した。阿部は同点にされましたが、2年生なのであの打線、この球場のプレッシャーで投げて良い経験で、一回り大きくなってくれれば。OGも多くてやりにくかったですが、この大会はお姉さんばかりで強いところばっかり。選手は思い切ってのびのびやっていました」と振り返り、選手をたたえた。神戸弘陵は次戦は14日に22年大会の決勝で敗れたエイジェック(栃木)と準々決勝を戦う。

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