1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

世界王座返り咲きの矢吹正道 長女が小学生の時の作文から今でも「元気をもらう」

スポーツ報知 / 2024年10月13日 5時10分

家族と写真に納まる矢吹。(左から)妻・恭子さん、(1人おいて)長男・克羽君、長女・夢月さん(カメラ・豊田 秀一)

◆プロボクシング▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇矢吹正道(TKO 9回1分50秒)シベナティ・ノンシンガ●(12日・愛知県国際展示場)

 元WBC世界ライトフライ級王者で、IBF世界同級2位の矢吹正道(32)=LUSH緑=が、王者シベナティ・ノンシンガ(25)=南アフリカ=に9回1分50秒でTKO勝ちし、2年7か月ぶりの世界王座返り咲きとなった。前半からジャブで主導権を握ると、8回に1度、9回には2度ダウンさせた。昨年5月に左アキレスけんを断裂。苦難を乗り越えて、再びベルトを手に入れた。(観衆3000人)

 矢吹が今でも大切に保管している宝物がある。長女・夢月さんが書いた作文だ。20年7月26日、日本ライトフライ級王座を獲得。その4日後、娘は小学校の授業で、「チャンピオンになったパパ」と題して書いていた。「パパみたいに早く強くなって、世界チャンピオンになって、ベルトがほしいです」と夢がつづられていた。

 夢月さんは「覚えていない(笑い)」と話すが、父親の心には深く刻まれている。新王者になったパパは「今でも読み返し、元気をもらう」と明かし、今回の世界戦の前にも目を通した。親子での世界王者を掲げる夢月さんも「本当にうれしい。パパみたいに感動を与えられるボクサーになりたい」と誓った。(森脇 瑠香)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください