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【高校野球】聖光学院、遠藤颯斗が先制スクイズなど3打点の活躍…秋季東北大会

スポーツ報知 / 2024年10月13日 6時40分

5回1死二、三塁から先制の投前スクイズを決める聖光学院・遠藤

◆高校野球秋季東北大会 ▽2回戦 聖光学院5―1能代松陽(12日・ヨークいわき)

 重苦しい雰囲気に風穴を開けたスクイズだった。0―0の5回1死二、三塁から聖光学院・遠藤颯斗左翼手(2年)が、1ボールからの2球目に投前スクイズを決めて先制。顔の高さくらいまでボールは外されたが「(練習を)やってきた自信がある。覚悟、信念を持ってやるだけでした」とミスすることなく決めた。その後1度は同点とされるが7回に2点を勝ち越すと、8回2死二、三塁で再び遠藤が「何も考えず、来た球に反応した」とだめ押しの中前適時打。この日3打点の活躍に「全員でつないだ結果です」と話した。

 走者を出しながら好機で1本が出ず、15残塁に終わった打線に斎藤智也監督は「自分たちのペースじゃなきゃまだまだ弱い」とぴしゃり。遠藤も「課題を練習で潰して、一戦一戦全員で乗り切っていきたい」と意欲を語った。22年以来のセンバツ出場へ、戦うごとに強くなっていく。

 ★能代松陽・小森大志投手(2年、先発し8回129球で5失点)「甲子園常連校相手でも同じ高校生。怖がらずに投げようと思った。3失点に抑えたかった」

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