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清水ユースが首位攻防戦制し9連勝…高円宮杯U―18プリンスリーグ東海

スポーツ報知 / 2024年10月13日 6時45分

前半12分、先制ゴールを決める清水ユース・針生(手前から2人目)

◆サッカー ◇高円宮杯U―18プリンスリーグ東海  第16節 清水ユース2-0藤枝明誠(12日・三保)

 清水エスパルスユースは藤枝明誠との首位攻防戦を2―0で制して9連勝を飾った。前半12分、U―16日本代表MF針生涼太(2年)のヘディング弾で先制。後半23分にも針生が再び頭でねじ込み、チーム最多12ゴール目を記録した。次節、20日の浜名戦(浜北平口スポーツ広場)に勝てば他チームの結果次第でプレミアリーグプレーオフ進出が決まる可能性がある。

 ヤングオレンジ軍団が首位攻防戦をしたたかに制した。磐田U―18が敗れたため、試合前時点で2位に浮上していた藤枝明誠との直接対決を完封で締め首位をキープ。シュート数4―10が示す通り後半は押し込まれるシーンが続いたが、ゴールは割らせなかった。沢登正朗監督(54)は「理想の3割くらい」と厳しく採点しつつ「悪くても勝つことが大事」と強調した。

 来週からU―17アジア杯予選(カタール)に出陣する針生が見せた。前半12分、左サイド深い位置からのクロスを中央で待ち構え頭で仕留めた。後半23分にも再び浮き球に反応。「太陽がかぶって見えなかった」が、きっちり枠への軌跡を描いた。プリンスでは3度目の1試合2発。「(代表合流前に)どんな形でも点を取ってから行きたいと思っていた。チームとしても良かった」と胸を張った。

 次週(20日)は浜名と対戦する。勝てば、他チームの結果次第で2位以上を確定できる。自身は代表活動で不在となる針生は「自分がいなくても勝てる力はある」と思いを仲間に託した。J1昇格に王手をかけているトップ同様、弟分もプレミア復帰へ前進していく。(武藤 瑞基)

 藤枝明誠は、敵将の沢登監督に「うちは何もできなかった」と言わしめるほど後半は圧倒したが、好機を仕留めきれずに涙をのんだ。連勝は4で止まったが、勝ち点では磐田U―18と並んでおりチャンスは十分ある。松本安司監督(55)は「点が入ってもおかしくない場面をつくれたし、攻撃的なところを見せられた。らしいサッカーをした」と前向きに評価した。

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