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7回にDeNAが6点を追加し、阪神に大量9点のリード…セ・CSファーストS

スポーツ報知 / 2024年10月13日 16時45分

7回無死一、二塁、佐野恵太が右越え3ラン本塁打を放ち、ホームへ向かう(左は投手・富田蓮=カメラ・馬場 秀則)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ 第2戦 阪神―DeNA(13日・甲子園) 試合詳細

 CS第1ステージ第2戦はレギュラーシーズン4勝の阪神・高橋遥人投手と8勝のジャクソン投手が先発。DeNAに先勝され後がない阪神が1回に1点を先制したが、2回にDeNAが4点を挙げて逆転、7回には2本の本塁打など打者一巡の攻撃で6点を追加し、DeNAの9点リードで7回を終了した。

 DeNAにファイナルステージ進出へ王手をかけられている阪神が1回に先取点。ジャクソンに2者連続で空振り三振に打ち取られた2死から、森下翔太外野手が左翼ポール際に運ぶソロ本塁打。レギュラーシーズン16本塁打の3番打者の一発で阪神が先制した。

 DeNAが2回にすかさず反撃。先頭の宮崎敏郎内野手が左中間二塁打、桑原将志外野手も右前打で続き無死一、三塁。森敬斗内野手の高いバウンドの当たりは一塁内野安打になり無死満塁とチャンスが広がり、ここで戸柱恭孝捕手が右中間へ走者一掃の二塁打を放ち、一気に3点を奪って逆転に成功した。さらにジャクソンの送りバントで1死三塁、梶原昂希外野手は中飛に倒れたが、牧秀悟内野手が中前タイムリーを放ち4点目を挙げた。

 阪神は3回のDeNAの攻撃から2人しか登録していない捕手を梅野隆太郎から坂本誠志郎に交代。高橋はオースティンから始まるこの回の攻撃を3つの内野ゴロで3者凡退に抑えた。

 3点を追う阪神は4回、先頭の佐藤輝明内野手がポストシーズン2戦目で初ヒットとなる右翼線二塁打で出塁したが、後続が打ち取られ、無死二塁を生かせなかった。

 5回は高橋の代打・島田海吏外野手が先頭で四球を選んで出塁。2死から森下翔太外野手の四球で一、二塁となったが、大山悠輔内野手は空振り三振に終わった。6回は2死から坂本が四球で出塁したところでジャクソンが降板し、2番手で坂本裕哉投手が登板、代打・渡辺諒内野手は左飛に倒れた。

 高橋に代わって6回から2番手で登板した村上頌樹投手が7回にDeNAに追加点を許した。代打・フォード内野手に右翼スタンドへのソロ本塁打を浴び、5点目を奪われた。さらに梶原、牧が連続左前打し無死一、二塁となったところで村上に代わって登板した3番手・富田蓮投手が、佐野に右翼席に飛び込む3ラン本塁打を打たれ、DeNAのリードは7点に。

 ここで富田に代わって4番手で岡留英貴投手が登板し、オースティンは中飛。宮崎は三ゴロを打った際に足を痛めた模様で、おんぶをされてベンチに戻った。続く桑原は死球、森敬は中前打で2死一、二塁と再びチャンスを作ると、戸柱が左翼線を破る二塁打を放ち、さらに2点を追加し、この回打者一巡の攻撃でダメ押しとなる6点を挙げ、リードを9点に広げた。

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