【今井千尋のばんえい日和】状態良さそうなオーディン（８Ｒ）で勝利を目指します

◆帯広２日目（１０月１３日）

　先週（５～７日）は３勝を挙げましたが、チャンスのある馬に多く乗せてもらっていたのに、勝ちきれないレースもあり、悔しい思いの方が強いです。６日１０Ｒのアバシリモミジは１番枠でしたが、最後まで集中した走りで連勝。減った体が戻り、ここにきて力をつけています。この後は２１日の紅バラ賞を挟んで、重賞のクインＣ（１１月１０日）を目標に調整される予定です。今の充実ぶりなら大きな舞台でも楽しみですね。

　１３日は８鞍に騎乗します。８Ｒのオーディンは、２走前こそ山（第２障害）で膝をついたのが影響して４着でしたが、前走は山をしっかりクリアして僅差の２着。ゲートの出も良くなり、山を下りてからも馬がやめることなく、ガラッと変わってきました。馬場は軽めの方がいい馬なので、今開催から砂が入れ替わる点がどうかですが、日曜の後半ならだいぶ砂がなじんでくる可能性も。引き続き状態は良さそうで、うまくエスコートして勝利を目指したいです。

　７Ｒのクロコトブキは、端枠だと集中力を欠くところがありますが、ここ２走は集中力が途切れず《１》〈３〉着とレースぶりが安定してきました。今回も２番枠で端の枠ではないですし、メンバー的に上位争いを期待したいです。

（ばんえい競馬所属騎手）

　【騎乗馬】

１クイーンホワイトＢ

３ホクセイキズナＣ

４ブラックチャームＢ

５ダイヤモンドサブＢ

７クロコトブキＡ

８オーディンＡ

９ホクセイサクラコＡ

１２ホクセイスピードＣ

（本紙評価）