【ＤｅＮＡ】７年ぶりのＣＳ最終ステージ進出決定 完全アウェーの甲子園で打線爆発し阪神に連勝

７回無死、代打・フォード（手前）が追加点となる右越えソロ本塁打を放ち、ベンチで笑顔を見せる三浦大輔監督（奥左から２人目）（カメラ・渡辺　了文）

◆２０２４　ＪＥＲＡ　クライマックスシリーズ　セ・ファーストステージ　第２戦　阪神３―１０ＤｅＮＡ（１３日・甲子園）

　セ・リーグ３位のＤｅＮＡが１０―３で同２位の阪神を下して連勝し、２０１７年以来、７年ぶりとなるＣＳ最終ステージ進出を決めた。

　完全アウェーの雰囲気の中、重圧をはね返した。先発のジャクソンが初回、森下にソロを打たれて先制されたが、２回に反撃。阪神先発左腕の高橋から先頭の宮崎が左中間二塁打、桑原は右前打、森敬は一塁内野安打で無死満塁。ここで戸柱が走者一掃の右中間二塁打を放ち、４連打で３点を奪って逆転した。さらに２死三塁で牧の中前適時打で、４点目を入れた。

　７回には代打のフォードが阪神２番手の村上から右翼席に１号ソロを放つと、佐野も３番手の富田から右翼席に１号３ラン。戸柱は２点二塁打でこの回、６点を追加した。

　投げては先発のジャクソンが５回２／３を投げて１失点と試合を作った。救援陣もリードを守って、敵地で阪神に連勝した。

　１６日に東京Ｄで開幕するＣＳ最終Ｓの相手は、今季セ・リーグ覇者の巨人。またしても敵地に乗り込んで、リーグ３位からの下克上を目指す。