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【高校野球】日本航空石川が“センバツ王手”…逆転サヨナラ打の木村陽翔「涙が止まりません」

スポーツ報知 / 2024年10月13日 17時39分

喜びを爆発させる日本航空石川の選手たち

◆秋季北信越高校野球大会 ▽準々決勝 日本航空石川2-1福井工大福井(13日・金沢市民)

 日本航空石川(石川3位)は、2-1で福井工大福井(福井2位)に、逆転サヨナラ勝利を決めた。0-1の9回1死二、三塁で、代打の木村陽翔(はると、2年)が中越え2点適時打を放つと、選手たちはベンチを飛び出して喜びを大爆発。試合後、ベンチから出てきた中村隆監督は「いやー、しびれました。ピンチの連続でしたが、選手たちは諦めず、よく粘ってくれました」と奮闘を称えれば、しばらく号泣し続けた木村は「嬉しすぎて涙が止まりません。絶対に自分が決めようと思っていました」と明るい表情で振り返った。

 2日連続で先発した最速145キロのエース右腕、蜂谷逞生(2年)が力投したが、5回に2安打で1点を先制され、苦しい展開が続いた。その一方で、苦戦するのは想定内だったという。中村監督は「投手は連投で疲れもあって、総力戦になる」と選手たちに言い聞かせれば、全員が集中力をキープ。6回途中から登板した右腕、長井孝誠(2年)も粘り強く投げ続けて無失点に抑えた。そして、最後に代打に抜擢された木村は「準備していても出れないこともある。でも、バットは振れていたし、集中していました」と監督の期待に見事に応えた。

 北信越大会の優勝と準優勝校は、21年連続でセンバツに出場しており、19日の準決勝で勝利すれば出場は濃厚だ。「自分たちのチームは全国制覇を目指しており、粘り強さもある。ここぞという場面が来たら打ちたい」と木村。抜群の勝負強さで、2年連続の春甲子園を引き寄せる。(中田 康博)

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