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【高校野球】石川・小松工がコールド勝利で“センバツ王手”

スポーツ報知 / 2024年10月13日 18時24分

好投した小松工のエース宮西

◆秋季北信越高校野球大会 ▽準々決勝 小松工7-0新潟明訓=7回コールド=(13日・金沢市民)

 小松工(石川2位)は、7-0の7回コールドで新潟明訓(新潟1位)に快勝し、4強入りを決めた。キャプテンの3番、東大輝中堅手(2年)が2安打、4打点と活躍すれば、4回から登板したエースのサイド右腕、宮西陽汰(2年)が5安打、無失点に抑えるなど、投打の軸が流れを引き寄せた。中野稔監督は「今朝、(2連投となった)宮西に状態を聞いたら回復していた。今日はバッテリーを中心に、辛抱強い守備ができました」と明るい表情を浮かべた。

 秋の県大会でも準優勝を果たすなど、快進撃の原動力となっているのが、エース宮西の成長だ。181センチ、70キロとやや細めだが、長い腕をしならせて、サイドから伸びのあるストレートと変化球を武器に打たせて取るのが持ち味。中学では加賀ボーイズで活躍し、全国大会にも出場。卒業前には私立強豪校からも誘いがあったが、「強豪の私立校を倒したい」と地元の公立校に進学。今冬は下半身を中心にウェートトレーニングに力を入れ、体重も7キロ増えてパワーアップに成功した。

 北信越大会の優勝と準優勝校は、21年連続でセンバツに出場しており、19日の準決勝で勝利すれば出場は濃厚だ。小松工は1964年、2000年の夏甲子園に出場しており、当時を知るOBは「試合を重ねるにつれて、チームの一体感が出てきた。甲子園に出場した時と似ている」と話せば、東主将は「全員がほぼ小、中学校からの知り合いで仲がいい。全員でいい準備をしたい」と決意。地元の期待も背負って、初の春甲子園を引き寄せる。(中田 康博)

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