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三笘薫、日本代表史上初の快挙へ「勝つことだけに集中したい」 前回W杯予選途中出場2発の好相性 豪州戦先発有力

スポーツ報知 / 2024年10月14日 5時55分

練習前、念入りにストレッチする三笘(カメラ・宮崎 亮太)

 サッカー日本代表は13日、アジア最終予選のオーストラリア戦(15日)に向けて、試合会場の埼玉スタジアムで調整した。MF三笘薫(27)=ブライトン=は10日のサウジアラビア戦に続き、2試合連続の先発が有力。22年カタールW杯最終予選では、敵地で途中出場から2得点を挙げ、本大会出場に導いた好相性の相手。9月の中国戦で1得点した同じ埼玉スタジアムで、日本を史上初の開幕4連勝に導く。

 三笘は時折、笑顔を交えながら、埼玉スタジアムでキレのある動き見せた。快勝したサウジアラビアから12時間以上の長距離移動で帰国し「(疲労は)全然大丈夫です」。中4日のオーストラリア戦へ「毎試合勝たないといけない。まだ3試合。一喜一憂せずに勝つことだけに集中したい」。主軸の自覚を漂わせた。

 “豪州キラー”ぶりを再び見せつける。22年カタールW杯最終予選のアウェー戦。0―0の後半39分に投入から5分後に代表初ゴール。同49分に圧巻のドリブル突破から2点目をねじ込んだ。わずか5分間で自身の価値を証明も「よく分からない感じ。アピールするだけぐらいな感じでやってた」と無我夢中だった。

 当時は“ジョーカー”として途中出場が多かった中、今予選は3戦連続で先発と主軸に進化。2年半ぶりの豪州戦へ「いいイメージ? そこまで思っていないです」と平静を保ったが、今度は試合のスタートからエンジン全開で圧倒する。

 今予選は、左ウィングバック(WB)を主戦場に3戦1得点2アシスト。「僕が前に行っても、後ろ3枚がいて逆サイドのWBが下がれば4枚いる。安心して攻撃参加できる」と攻撃的3バック布陣で輝きを増す。サウジ戦は後半18分から左シャドー(1トップ後方)でプレー。今季、所属のクラブでも中央で好機を作る場面も増えた。日本屈指の突破力を誇る三笘は相手に最も研究、警戒される中、多彩さで敵をかく乱できる。

 埼スタでの日本代表W杯予選通算成績は、25勝4分け1敗で勝率8割3分3厘。自身も9月の中国戦で1得点1アシストをマークした好相性の地で2戦連発がかかる。チケット完売、超満員が見込まれ「ホームで負けられないのはもちろん、たくさんのサポーターの声援が本当に聞こえる中で変なプレーはできない」と三笘。吉兆の相手と会場で4連勝をたぐりよせる。(星野 浩司)

 ◆三笘のカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦 22年3月24日、勝てば7大会連続のW杯出場が決まる敵地での一戦は、0―0で迎えた後半39分に投入された三笘が大活躍した。後半44分、右サイドからDF山根の折り返しを右足で決めて先制。さらに同49分には左サイドでDF3人をドリブルでかわし、右足シュートをねじ込んで追加点を奪った。わずか5分間で2ゴールを決め、日本をW杯へと導いた。

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