1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

戸郷翔征「日本もあれくらい盛り上がることが一番」ダルVS由伸から刺激 第1戦先発へ「シビれる戦いをしたい」

スポーツ報知 / 2024年10月14日 5時15分

ジャイアンツ球場で調整した戸郷。力を込めてキャッチボールする(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人・戸郷翔征投手(24)が13日、米大リーグのポストシーズンを刺激に、16日からのCS最終ステージ(S)を沸かせる決意を示した。先発予定の第1戦へ向けてG球場で調整。パドレス・ダルビッシュの技術も参考に、第1Sを勝ち抜いたDeNA打線を封じ込む。第5戦に先発予定でDeNAキラーの山崎伊織投手(26)は「みやざきフェニックス・リーグ」で調整登板し、3回1安打無失点。井上温大投手(23)も3回1安打無失点と好投しており、先発陣が準備万端で最終Sに臨む。

 短期決戦の火ぶたが切られている日米の秋。CS最終S初戦の先発を控える戸郷は入念な調整をしながら、心を熱く燃やしていた。前日(12日)まで行われたメジャーのパドレス・ドジャースの地区シリーズには多くの日本選手が出場。第5戦はダルビッシュと山本の、日本投手による投げ合いだった。最大の第5戦までもつれる展開も含め、映像で確認した右腕は思いを口にした。

 「最後までもつれて、いい戦いをやっているので、僕らもあれくらい、いい戦いができれば。日本もあれくらい盛り上がることが一番。盛り上げるのは僕らなので、シビれる戦いをしたいですし、ストレートで勝っても面白いと思う」

 両先発とは昨年のWBCで侍ジャパンとして共闘。ダルビッシュからは、さまざまな助言を授かった。今回の投球にも「技術がすごく高いので、そういうところが参考になる。大谷さんとの対戦もタイミングを変えたり、分けたり、工夫をしていたので、見習わないとなというところは多々ありました」と、感じたすごみを説いた。

 セ・リーグの第1Sが終了し、最終Sの相手がDeNAに決まった。前日の初戦からチェックしており、牧や佐野、オースティンの名前を挙げながら「打つべきところが打っているので、得点になっている。要所を抑えることが大事」と見据えた。今季のDeNA戦は5登板で1勝2敗だが、防御率は1・54。好相性のイメージでマウンドに立つ。

 レギュラーシーズンを終えてからは、9日に地元・宮崎県でのフェニックスLで調整登板するなど牙を研いできた。迫り来る自身3年ぶりのCS。日本シリーズへの切符を懸けた初戦から、プロ野球ファンを沸かせる熱い投球を見せる。(田中 哲)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください