【ＤｅＮＡ】戸柱恭孝が球団初のＣＳ５打点 ７年ぶりのＣＳ最終Ｓ進出に導き「負けないように全員で準備して戦いたい」

２回無死満塁、戸柱恭孝が逆転となる走者一掃の３点適時二塁打を放つ（カメラ・渡辺　了文）

◆２０２４　ＪＥＲＡ　クライマックスシリーズ　セ・ファーストステージ　第２戦　阪神３―１０ＤｅＮＡ（１３日・甲子園）

　ＤｅＮＡの戸柱恭孝捕手が「８番・捕手」で先発出場。５打数２安打と快音を鳴らし、球団初となるＣＳでの５打点をマーク。１７年以来７年ぶりの最終Ｓ進出へ導いた。

　０―１の２回無死満塁。阪神・高橋の１４８キロの直球を捉えると、右中間を深く破る３点適時二塁打で逆転に成功。８―１の６回２死一、二塁でも左翼線へ適時二塁打を放った。敵地を黙らす打棒を発揮し「（５打点は）初めてじゃないですか、あんまり記憶にないですけど。本当に勝利に関係したので、それが一番うれしい」と振り返った。

　最後に最終Ｓに進出した１７年は入団２年目。当時の記憶はおぼろげだと言うが「当時より今は周りを見られているというか、客観的に見えるようになった」と話した。巨人との対戦について「優勝したチームですし、投手も強力。経験のある人もいますし、全員がすごいいい選手が揃っていた。僕たちは負けないように全員で準備して戦いたい」と決意した。