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新庄剛志監督がホレ込む天才「野球脳が優れものすごく使いやすい」 けが続きの日本ハム28歳がサヨナラ打

スポーツ報知 / 2024年10月14日 6時5分

延長10回2死一、三塁、浅間が右前にサヨナラ打を放つ

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第2戦 日本ハム3x―2ロッテ=延長10回=(13日・エスコンF)

 「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」第1ステージ(S)第2戦で日本ハムがサヨナラ勝ちし、最終S進出に逆王手をかけた。9回1死で万波中正外野手(24)の同点ソロが飛び出すと、新庄剛志監督(52)が勝負手で送り出した山崎福也投手(32)が8回から延長10回までを0封。最後は途中出場の浅間が劇打で決め「何なんですかこのチームは! 感動させすぎ」と指揮官をうならせた。

 けがに泣かされてきた「天才」が大仕事をやってのけた。浅間が劇打。終戦危機から勝負の第3戦へと持ち込み「腐らずやってきてよかったです」と歓喜の中心でもみくちゃにされた。

 横浜高時代から抜群の野球IQを誇り、新庄監督も「野球脳が優れ、ものすごく使いやすい」とホレ込む仕事人。15年のCSでは新人野手で球団史上初のスタメンに抜てき。華々しいスタートを切るも、度重なる故障が野球人生を邪魔した。「長年どこかしら傷害を抱えてる。やるしかない年齢なのに、いつもいつも、もどかしいんだよ」。28歳の今季も、右手首痛で開幕前に離脱を余儀なくされた。

 変わりたい。その一心で始めたのが「一人での墓参り」だった。練習後やオフ、なりふり構わず通い「けが、しませんように」。祈りはいつも決まっていた。シーズン終盤は足首の激痛に耐えながら強行出場。守備につけず“代打専門”だったが、指揮官は2軍に落とさなかった。高校の後輩・万波に続く殊勲打がプロ10年目でのCS初安打。苦しんできた男が、やっとスポットライトを浴びた。(日本ハム担当・堀内 啓太)

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