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金村義明氏、阪神敗退の要因は優勝争いに敗れた影響「振れていたのは森下だけ。近本の不調が痛かった」 

スポーツ報知 / 2024年10月14日 5時0分

5回無死一塁、近本光司は空振り三振に倒れる(カメラ・義村 治子)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ 第2戦 阪神3―10DeNA(13日・甲子園)

 DeNAが勢いで阪神をのみ込んだ2連勝だった。広島の大失速でギリギリで3位に滑り込み、打線は牧、佐野、オースティン、宮崎の中軸が絶好調だった。一方の阪神は巨人とのマッチレースに敗れての2位で、CSに向けて気持ちの切り替えが難しかった。振れているのは3番の森下だけ。特に1番の近本の不調が痛かった。

 2戦目は2回表の4点でほぼ勝敗は決した。阪神バッテリーがもったいなかったのは無死二塁で、桑原への初球。バントでもおかしくない場面、様子見的に投げた外角のボール気味のツーシームを一、二塁間に狙い打たれた。無死満塁では直球一本のタイミングの戸柱に、高めの直球を打たれての逆転3点二塁打。配球ミスとまでは言わないが、ベンチの岡田監督も苦虫をかみつぶしただろう。

 3回から捕手を梅野から坂本に代えたのは、もう一度試合をつくり直すための岡田監督らしい熟練の采配だった。3回からの3イニングは本来の高橋の投球に戻り、5回まで投げることができた。

 CS最終ステージで巨人と当たるDeNAはエースの東が登録を抹消され、ポイントゲッターの宮崎まで欠くとなれば大幅な戦力ダウンとなる。3試合制の第1ステージと違い、4勝が必要な次の舞台は勢いだけでは突破できない。1勝のアドバンテージを持つ巨人が圧倒的に有利な戦いとなる。(スポーツ報知評論家)

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