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王座陥落の井上拓真 今後は「ちょっとゆっくり休みたい」 大橋秀行会長は「本人に任せます」

スポーツ報知 / 2024年10月13日 22時40分

試合に敗れ、会見で肩を落とす井上拓真(カメラ・小林 泰斗)

◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ●王者・井上拓真(判定)同級2位・堤聖也○(13日、東京・有明アリーナ)

 WBA世界バンタム級王者の井上拓真は、同級2位の挑戦者・堤聖也(角海老宝石)に0-3の判定で敗れ、3度目の防衛はならなかった。10回にダウンを奪われるなど、最大7ポイント差をつけられ、王座から陥落。12年前の高校総体準決勝で判定勝ちした堤との4454日ぶりとなるプロのリングでの再戦で、雪辱を許した。会見では今後について「今はちょっとゆっくり休みたいです」と話し、同席した大橋秀行会長は「もう本人に任せます」と話すにとどめた。

▽井上拓真の試合後の会見は以下の通り。

 ―試合を振り返って。

 「まあ、技術うんぬんっていうよりも気持ちで相手が上回ってきたって感じですね。技術面でもしっかり対策してきたんだなってのは感じましたね」

 ―対戦相手が中学時代から因縁のある堤。

 「因縁どうこうのっていうよりは、ただ単に自分が弱かったっていう、それだけです」

 ―判定を聞いた時に納得したようなアクションを見せていたが。

 「まあ判定聞く前から負けたと思いましたね。途中、後半あたりから相手のペースで付き合っちゃったっていうのもありますし、ポイント考えた上でも負けてたなっていうのは感じました」

 ―相手が想定を上回っていた部分。

 「気持ちの部分ではすごい上回ってたんじゃないかなと感じますね」

 ―堤にリベンジしたいという気持ちは。

 「今はちょっとゆっくり休みたいです」

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