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京口紘人、5月に敗れたパラスに判定勝ち「今回リベンジするという思いで、厳しいトレーニングを積んできた」

スポーツ報知 / 2024年10月13日 23時51分

◆プロボクシング ▽フライ級(50・8キロ以下)10回戦 ビンス・パラス―京口紘人(13日、神奈川・横浜武道館)

 元世界2階級制覇でIBF世界フライ級11位・京口紘人(ワタナベ)が、WBA同級4位のビンス・パラス(フィリピン)に2―0の判定勝ちで、5月に韓国で判定の末に敗れた一戦のリベンジを果たした。「今回ビンス選手にリベンジするという思いで、今日ここまで厳しいトレーニングを積んできたので、今はちょっと安堵というか、ホッとした気持ちがいっぱい」と振り返った。

 今後については「ターゲットは特にない。本当にいろいろな巡り合わせだと思うので、このフライ級というのは盛り上がっている階級でもある。今日の試合だけでいうと、自分はアピールできていない。前回の自分を少し越えたかなくらいの内容だった。あともう少しかなと。ただいつかはあの舞台に上がりたいと思っているので、それまで頑張りたい」と力強く語った。

 プロモートした元WBO世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王者であるTBプロモーションの伊藤雅雪CEOは「京口選手はいい試合で、気持ちを感じた。京口選手、ビンス選手の試合は勝った方を世界に持っていきたいと思っての今回だった。前回はビンス選手が勝ったけれど、疑惑の判定と言われたりして、だから今回しっかりフェアに、勝った方を世界に持っていけるように作って、今回のイベントの核にしていた。ここから全力で京口選手の世界戦に向けて話を進めていきたいと思う」と話した。

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