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【高校野球】日大山形が八戸学院光星に雪辱果たし8強…右腕・本田聖が6回から好救援で0封

スポーツ報知 / 2024年10月14日 6時30分

6回から登板して4回無失点に抑えた日大山形・本田聖(カメラ・有吉 広紀)

◆高校野球◇秋季東北大会 ▽2回戦 八戸学院光星2-3日大山形 (13日・ヨークいわき)

 8強が出そろった。山形県勢は日大山形、山形中央、鶴岡東がそろって勝利。各県3校出場となった1996年以降、3校すべてが8強入りしたのは初となった。

 勝利をつかむまで、淡々と投げ抜いた。3―2の6回から登板した日大山形・本田聖(2年)が、7回以降毎回得点圏に走者を許しながら無失点と粘りの投球を披露。昨秋東北大会準々決勝で敗れた八戸学院光星に雪辱し、「テンポよく投げられたのが良かった」と胸を張った。

 これまでは投球内容に一喜一憂したり、弱気になって腕が振れなくなっていたと自ら振り返る。「今は後ろ(救援)を任せてもらっている。絶対に(失点)ゼロで抑えると、一球一球に力を込めて投げた」と責任感を力に変えた。

 「集中して淡々と投げてくれた」と本田をたたえた荒木準也監督は、13日が53歳の誕生日だった。シートノック時に応援席から「ハッピーバースデー」が歌われていた。本田も「勝ちを届けられてよかったです」とにっこり。これからも指揮官に何度も白星を届けていく。

 ★八戸学院光星・柴田煌輝投手(2年、先発し5回3失点)「やってやる、という気持ちだったが、四球や無駄な投球ミスが多かった。(センバツ出場が絶望的となり)メチャメチャ悔しいけど、全員でもう一回頑張る」

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