第１戦大勝＆ＭＬＢ記録３３回連続無失点のドジャース、第２戦はブルペンデー、指揮官明言、山本由伸は第４戦濃厚

ドジャース・ロバーツ監督

◆米大リーグ　ナ・リーグ優勝決定シリーズ第１戦　ドジャース―メッツ（１３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１３日（日本時間１４日）、リーグ優勝決定シリーズ（４戦先勝）第１戦の本拠地・メッツ戦に「１番・指名打者」でフル出場し、４打数２安打１打点の活躍で、チームの９―０という快勝に大きく貢献した。投手陣は３３イニング連続無失点で、ポストシーズン史上最長記録に並んだ。

　ロバーツ監督は試合後、第２戦はブルペンデーにすることを明言。第１戦では先発のフラーティが７回２安打無失点と好投し、救援はハドソンとカスペリアスが１イニングずつを投げただけだった。パドレスとの地区シリーズ第４戦でもブルペンデーを実施したドジャースは、８投手をつぎ込む無失点リレーで快勝。１勝２敗と追い込まれていた地区シリーズの逆転突破につなげた。

　第３戦はビューラーの先発が濃厚。この日の試合展開次第では第２戦の先発の可能性もあったが、地区シリーズ第３戦から中７日と休養十分で第３戦に登板する可能性が高くなった。地区シリーズ第５戦で５回無失点と好投した山本由伸投手（２６）は、第４戦に中５日で登板する事が有力視される。