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4階級王者・田中恒成、自身初の王座陥落 無敗カフに屈し、スーパーフライ級V1失敗

スポーツ報知 / 2024年10月14日 18時55分

9回、カフのパンチを顔に浴びる田中恒成(カメラ・小林 泰斗)

◆プロボクシング▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 プメレレ・カフー田中恒成(14日・有明アリーナ)

 世界4階級王者の田中恒成(畑中)が自身初の王座陥落となった。判定で敗れ、無敗の同級5位・プメレレ・カフ(南アフリカ)からベルトを守れず、スーパーフライ級での初防衛に失敗。田中はこれまで3階級のミニマム級、ライトフライ級、フライ級では、すべて防衛と王座返上を繰り返してきたが、挑戦者に王座を奪取される屈辱を初めて味わった。世界戦勝利数は10のまま。

 田中は今年2月24日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦(両国国技館)で、バカセグア(メキシコ)に判定勝ちし、井岡一翔、井上尚弥に次ぐ日本人3人目の4階級制覇に成功。7月20日に予定された初防衛戦(同)は相手選手が前日計量でウェートオーバー。体重超過による国内初の世界戦中止となり、今回が仕切り直しのV1戦だった。

 田中は4日に名古屋・畑中ジムで行われた公開練習の際に会見。「誰しも目標がなくなると(心に)ぽっかり穴が開くが、僕にとっての7月20日は大きな目標ではなく、過程のひとつ。モチベーションは落ちることもなく、維持している。目標はこのスーパーフライ級での王座統一。この階級で力を示すこと」とコメントしていた。

 ◆田中 恒成(たなか・こうせい)1995年6月15日、岐阜・多治見市生まれ。29歳。岐阜・中京高で全国4冠。高校3年時の2013年11月、プロデビュー。15年5月、国内最速5戦目でWBO世界ミニマム級王座獲得。16年12月、同ライトフライ級王座獲得。18年9月、同フライ級王座を奪取し世界最速タイ12戦目で3階級制覇。20年12月、同スーパーフライ級王座奪取を目指した井岡一翔戦でプロ初黒星。24年2月、4階級制覇達成。身長165センチの右ボクサーファイター。父・斉さんはトレーナー、兄・亮明さんは東京五輪フライ級銅メダリスト。

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