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【駅ペン】伊勢路、箱根路へ 「もうひとつの出雲駅伝」も「3強」がトップ争い

スポーツ報知 / 2024年10月15日 5時40分

出雲駅伝の後に行われた5000メートル記録会で力走する駒大・谷中晴ら(カメラ・岡野 将大)

◆学生3大駅伝開幕戦 出雲駅伝(14日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)

 出雲駅伝が終わり、約2時間後に浜山公園陸上競技場で行われる出雲市陸協記録会5000メートルは「もうひとつの出雲駅伝」と呼ばれる。各校の補欠選手がメンバーから外れた悔しさをぶつけ、全日本大学駅伝と箱根駅伝につなげるレースだ。

 出雲路で激しい優勝争いを演じた「3強」が記録会でもトップ争いを繰り広げた。駒大の谷中晴(1年)が13分49秒71で1位。2位は青学大の白石光星(4年)で13分53秒55。3位に国学院大の嘉数純平(3年)が13分54秒13で続いた。

 自己ベスト記録を10秒以上も更新して“出雲駅伝7区区間賞”の谷中は「残り2周(800メートル)でスパートをかけないと、全日本大学駅伝のメンバーに入っていけません」と駅伝を見据えた走りを強調した。藤田敦史監督(47)は「チームが国学院大に負けた中で『お前たちがどういうレースをするかが大事だ』と言って送り出しました。負けてもただでは起きないのが駒沢です」と谷中の激走を高く評価した。

 2位になった青学大の白石は残り1000メートルから先頭集団を飛び出す積極性を見せた。「そのまま勝てれば良かったですけど、まだまだ、僕もチームも詰めが甘い」と厳しい表情で話した。白石は2年時に全日本2区に抜てきされたが、区間16位で11人に抜かれた。それ以来、学生3大駅伝で出番はない。「あの時より絶対に強くなっている。全日本、箱根は絶対に走りたい」と言葉に力を込めて話した。伊勢路、箱根路に向けた戦いはすでに始まっている。(竹内 達朗)

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