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ザック・セイバーJr.、内藤哲也を破り「IWGP世界王座」初奪取…「ザックの時代を始めよう!」…10・14両国全成績

スポーツ報知 / 2024年10月14日 20時27分

内藤哲也を破りIWGP世界を初奪取したザック・セイバーJr.(写真提供・新日本プロレス)

◆新日本プロレス「KING OF PRO―WRESTLING 2024」(14日、両国国技館)観衆6211

 新日本プロレスは14日、両国国技館で「KING OF PRO―WRESTLING 2024」を開催した。

 メインイベントはIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也が「G1クライマックス」を初制覇したザック・セイバーJr.と2度目の防衛戦を行った。試合はザックの関節技に内藤はコリエンド式デスティーノなどで対抗した。クラーキーキャットで内藤を追い込んだザック。さらにデスティーノを切り返しゴッチ式パイルドライバーで王者の脳天を突き刺した。内藤もデスティーノで反撃。浴びせ蹴りを入れるがラリアット。ザックドライバー、セイバードライバー連発。最後は変型のザックドライバーで24分41秒、内藤を沈めた。

 試合後、マイクを持ったザックは「ナイトウサン、シンパイシナイデ。ズット、シンニホンリングニイマス」と日本語で内藤へメッセージを送った。

 観衆のザックコールに「カチマシタ!」を絶叫。「両国が一番好きなアリーナ」と明かすとSANADAがリングイン。10・20ロンドン大会で決定しているザックとの一騎打ちをタイトルマッチにすることを要求。これにザックは「ハイ、ヤリマショウ」と受諾した。

 さらに海野翔太がリングイン。「俺は腐っても新日本プロレスの本隊だ。そのベルトに挑戦させてくれ」と要求した。さらに鷹木信悟も登場し「このタイトルかけて決着つけようぜ」と挑戦をアピール。ザックは「最初はSANADA。あとでまだわからない。明日で考えます。とりあえずリング帰ってください」と海野と鷹木の要求への返答は保留した。1人残ったリングで「ザックの時代をはじめよう」と宣言し観衆の拍手を浴びていた。

 ザックは、8月の「G1 CLIMAX 34」で辻陽太を優勝戦で破り史上2人目の外国人制覇を達成した。試合後のリング上で10・14両国でのIWGP世界王座への挑戦を表明していた。

 

 王者の内藤は9・29神戸ワールド記念ホール大会で「G1」公式戦で敗れたグレート―O―カーンと初防衛戦。新日本はザックの要望を受け入れ、勝者に10・14両国での挑戦を決定した。神戸大会で内藤が初防衛に成功し両者がこの日、雌雄を決した。

 ザックは、1987年7月24日、イギリス・ケント州シェピー島出身の37歳。2004年4月20日にデビュー。欧州各地のリングやプロレスリング・ノアで活躍してきた実力者。2016年にはWWEクルーザー級クラシックにも出場。17年3月6日『旗揚げ記念日』で、新日本プロレスに初参戦。以後、ジュニアヘビー級からヘビー級戦士へ転身。タイチとのタッグ「デンジャラス・テッカーズ」で20年から2022年の間に3度IWGPタッグ王座を奪取した。シングルでは2018年と22年の「NEW JAPAN CUP」を制覇した。得意技は、ジムブレイクスアームバー、ヨーロピアンクラッチ。身長186センチ、体重96キロ。

 ◆10・14両国全成績

 ▼第1試合 スペシャルシングルマッチ30分1本勝負

○高橋ヒロム(8分01秒、マキシマム ザ ホールディング=ダイスケはん命名)ミスティコ●

 ▼IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負

挑戦者組・○ケビン・ナイト、KUSHIDA(12分23秒、ジャックナイフ固め)王者組・ドリラ・モロニー●、クラーク・コナーズ

 ▼IWGPタッグ選手権試合60分1本勝負

王者組・シェイン・ヘイスト、○マイキー・ニコルス(8分42秒、サンダーバレー→片エビ固め)挑戦者組・ケイブマン・アグ●、バッドラック・ファレ

 ▼NEVER無差別級選手権試合60分1本勝負

王者・鷹木信悟(10分42秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)挑戦者・大岩陵平

 ▼NJPW WORLD認定TV選手権3WAYマッチ15分1本勝負

○挑戦者・成田蓮(12分27秒、ダブルクロス→体固め)王者・ジェフ・コブ●

※もう1人は、辻陽太。

 ▼第6試合 棚橋弘至デビュー25周年記念試合30分1本勝負

エル・ファンタズモ、海野翔太、○棚橋弘至(9分05秒、ハイフライフロー→片エビ固め)金丸義信、高橋裕二郎●、“キング・オブ・ダークネス”EVIL

 ▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負

○王者・DOUKI(00分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)挑戦者・SHO●

 ▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合60分1本勝負

○王者・デビッド・フィンレー(16分58秒、オーバーキル→片エビ固め)挑戦者・後藤洋央紀●

 ▼IWGP世界ヘビー級選手権試合60分1本勝負

○挑戦者・ザック・セイバーJr.(24分41秒、片エビ固め)王者・内藤哲也●

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