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那須川天心に判定負けのアシロ「スピードは那須川が上」スパーリング経験あるIBF王者・西田凌佑と比較

スポーツ報知 / 2024年10月14日 22時49分

9回、アシロからダウンを奪う那須川天心(カメラ・小林 泰斗)

◆プロボクシングWBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦 〇同級1位・那須川天心(判定)同級2位・ジェルウィン・アシロ●(14日、東京・有明アリーナ)

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦は那須川天心(帝拳)がジェルウィン・アシロ(フィリピン)を判定3―0(98―91、98―91、97―92)で下し、初のタイトルを奪取した。デビュー10戦目で敗れたアシロは「スピードが速く、パンチも強かった」と天心の強さを認めた。

 9回のダウンについては「ダウンじゃなく、足を滑らせただけ」と不満を見せた。ただ、「左ストレートが強かった」と天心のパンチ力は想定外だったようだ。4月にはIBFタイトルマッチを控えていた現・IBF王者の西田凌佑(六島)のスパーリングパートナーを務めた。2人を比較して「あくまで私個人の感想として、スピードは那須川が上。テクニックは2人ともうまい」と技術は互角、速さでは天心が勝ると評価していた。

 戦績は26歳の天心が5戦全勝(2KO)、23歳のアシロが9勝(4KO)1敗。

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