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「WHO’S NEXT?」日本人が世界王座独占のバンタム級、獲得の那須川天心も“参戦”で激アツ

スポーツ報知 / 2024年10月14日 23時18分

中谷潤人(カメラ・小林 泰斗)

 2日間にわたってプロボクシング「7大世界戦+那須川天心地域タイトル戦」という8つのビッグマッチが行われる「Prime Video Boxing 10」が終了。日本勢が世界主要4団体の王座を占めるバンタム級は3試合が行われ、今後の統一戦などに向けた動きが出てきた。

 13日の試合では3度目の防衛を目指したWBA王者・井上拓真(大橋)が同じ年齢の堤聖也(角海老宝石)に判定負けし、王座が移った。堤は「井上拓真っていう、すごい評価のあるチャンピオンに勝ったから、言ってもいいのかな」と前置きし「ベルトはやっぱり、他のも欲しいと思うのが自然な流れ」と統一戦の希望を口にした。

 14日のメインでは、WBC王者の中谷潤人(M・T)がペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)に6回TKOで完勝した。老舗専門メディアの「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)1位を目標に掲げる中谷は「まぁチャンピオン誰でも、WHO’S NEXT?(次は誰?)って感じです」と余裕の笑み。統一戦であれば相手を選ばない姿勢を示した。

 4人並ぶ王者と「全員やりたい」と壮大な夢を口にしたのが、プロボクシング転向5戦目でWBOアジアパシフィック同級王座を手にした那須川天心だ。地域タイトル獲得で日本プロボクシング協会の内規をクリア。世界挑戦への道が開けた。リング上で「来年中にも世界タイトルマッチ見たくないですか。那須川天心、世界への道」と観客に約束してみせた。獲得したベルトは「すぐ返上」の意向で、1、2戦挟んで世界タイトル挑戦をもくろむ。

 2日間とも会場で観戦したWBO世界王者の武居由樹(大橋)は、K―1出身とあって天心への興味は人一倍。同門・拓真の敗戦を目の当たりにし「いつまでもトップでやれるというのは本当に難しい」と痛感し「自分としては(天心と)いつでもやれる。あとは本当に、彼次第」と待ち望んだ。

 5月に王座獲得後、V1戦が決まっていないIBF王者・西田凌佑(六島)も会場に姿をみせた。ビッグイベントが終わっても、バンタム級戦線の熱は収まりそうにない。

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