音楽家の岡宏、まさかの歌手デビューに「頭がおかしくなったのか と…」

コンサートを行った岡宏

　音楽家の岡宏が１４日、東京・新宿の京王プラザホテルでコンサート＆ディナーショーを行った。

　１９７４年にクリアトーンズ・オーケストラを結成し、バンドマスターとして活動してきたが、昨年６月に「ＢＯＳＳ★岡」として「かすり傷」でテイチクエンタテインメントから歌手デビューした。当初は「歌手デビューと聞いた人から『頭がおかしくなったのか』と言われたりした」という。「でも、デビュー曲は結構売れまして。かなりの反響です」と胸を張った。コンサートでは歌詞を飛ばすハプニングもあったが、９日発売の新曲「女好きのエルボラーチョ」を披露。コンサートではバンドマスターとして指揮も担当した。

　コンサートにはタレントのデヴィ夫人も観客として駆け付け、「岡さんは昔は格好良くてね。音楽の道に入って６０年以上でしたっけ？　オーケストラが本当にすばらしくて。頑張ってください」とエールを送った。ラテン歌手・川奈ルミも出演し、「ＡＤＯＲＯ」などを熱唱した。

　コンサート後に取材に応じた岡は「ハチャメチャな歌唱になってしまった。今までは歌手の悪口ばかり言っていたけど、歌うって大変。もう歌手の悪口は言いません」と歌詞を飛ばしてしまったことを反省。その上で「次回作？　売れたらやりますよ」と宣言した。